英語の本を読んでみませんか?在米中、親子でたくさんの英語の本を読みました。そのときの思い出を交えつつ、「読めちゃう」英語の本を紹介します!
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数の絵本。 農場で飼われているネコが何かを探している。 始めに出会ったのは、1匹のバッタ。 その次にコウロギ2匹に、3匹のチョウ。 出会うのは、どれもおなじみの親しみのある昆虫や動物。 1ページに1行から3行の簡単な英文で書かれており、読み手にも聞き手にもやさしい。 素朴な感じの版画の絵で、農場の様子がわかりやすく描かれている。 アメリカでは、この絵本に出てくるような農場があるようなところに住んでいました。 広い牧草地に牛が放たれ、丘の上に牧場主の家がありました。 美しく、のどかな風景です。 あんな家で一生を過ごす人がいるんだなんて。 それに比べて、日本の住宅事情っていったい....。 なつかしい風景です。 対象年齢 1才半~ カテゴリー 数、農場、ネコ ページ数 32ページ 日本語版 なし グループへの読み聞かせ歴 なし(日本語で補足を加えながらなら、未就園児からでも大丈夫だと思います。) Happy Reading !!
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Where's My Teddy? by Jez Alborough たいせつなクマのぬいぐるみのTeddyをなくしてしまったFreddy。 Teddyを探しに森に出かけるが、迷子になってしまう。 さまよっているうちに、自分の何倍もの大きさのクマのぬいぐるみに出会う。 「こんな大きなクマのぬいぐるみはいったいだれのだろう。」 と、そこに大きな大きなクマがあらわれた。 よく見ると、そのクマの腕の中に、探していたTeddyが....。 1ページに1~4行のやさしい英語で書かれている。 未就学児のお子さんでも、日本語で補足を入れながら聞けば、十分わかる内容。 絵もシンプルで、クマとFreddy、2つのクマのぬいぐるみの大きさの違いがよくわかり、おもしろい。 クマのぬいぐるみというのは、なぜこんなにも愛らしいんでしょう。 でも、このお話からすると、癒されるのは人間だけではないようです。 ホントにクマ用のぬいぐるみがあって、それを抱いて寝ていたら....なんて想像すると、思わずニッコリ。 ちなみに、うちの息子は、小さいときに買ってあげた、青いクマ(くまちゃん)たちと一緒に寝ています。 毎晩、自分の枕の周りに、ていねいに並べて寝ています。 一緒に寝ると安心なようです。 対象年齢 2才~ カテゴリー くま、ぬいぐるみ ページ数 32ページ 日本語版 なし グループへの読み聞かせ歴 なし(英語に慣れているなら幼稚園からでも大丈夫だと思います) Happy Reading!!
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Mary Smith by A. U'ren イングランドに実在した「目覚まし屋さん」のお話。 ロンドンの郊外に住むメアリー・スミスさんは、夜が明ける何時間も前に起き、家を出た。 ある家の前で止まると、ストローのような筒に乾燥した豆を詰め、それを吹く。 豆はパン屋の寝室の窓に命中! 部屋の明かりがつき、パン屋が窓から顔を出し、「起きたぞぉ!」と叫ぶ。 その後、車掌さん、メイドさん、魚屋さんと次々に起こして回る。 そして最後に市長さんを起こし、家に帰ると....。 1ページに2~5行程度の簡単な英語で書かれている。 多少の日本語での補足を入れながら読めば、幼稚園くらいのお子さんでも理解できるのでは。 最初にこの本に出会ったのは、アメリカの図書館でした。 何気なく読んだ後、あとがきを読んでびっくり。 「目覚まし屋さん」って本当にいたのぉ! 目覚まし時計がまだ頼りなかったころのことだそうです。 人々が工場などで働くようになり、時間通りに起きなくてはならなくなった。 それで「目覚まし屋」さんを雇って起こしてもらっていたとか。 ということは、それまでは人々は時間通りに起きてなかったんでしょうか。 今では正確に時を刻んでいるのが当たり前の目覚まし時計ですが、それより人間のほうが頼りになったんですね。 いつからか、人間は時計に動かされるようになってしまった。 なんだか考えさせられます。 対象年齢 4才~ カテゴリー 仕事、歴史 ページ数 32ページ 日本語版 「メアリー・スミス」 グループへの読み聞かせ歴 なし(英語に慣れているなら幼稚園から大丈夫だと思います) Happy Reading !! |
Grandfather's Journey by Allen Say 戦前の日本とアメリカを行き来した一人の男性の人生を、孫の視点から描いた。 「おじいちゃん」は、若いころ日本を離れ、蒸気船に乗って世界を知る旅に出た。 何週間もかかってアメリカに着き、蒸気機関車や船に乗って、あちこち旅をした。 アメリカでも特にカリフォルニアが気に入った。 その後日本に戻り、結婚し、妻を連れてアメリカに渡った。 娘が生まれ、幸せだったが、やはり日本のことが忘れられず、家族を連れて日本に戻るのだが....。 1ページに1行か2行のシンプルな英文。 文章は難しくないのだが、内容的に小学生くらいにならないと理解できないかもしれない。 2つ以上の文化的な背景を持っているなら、わかりやすいかも。 絵がきれいで、当時の日本やアメリカの雰囲気が伝わってくる。 「かつて、日本人は日常に着物を着ていたんだ」という、当たり前のことを思い起こさせてくれた。 アメリカの図書館で何度か見かけました。 表紙のおじいちゃんの細い目で、すぐに日本人がテーマの本だとわかりましたが、当時の子供たちには内容が難しいかと思い、借りたことはありませんでした。 アメリカに住んだことのある私にとっては、共感できる内容でした。 アメリカに住んでいるときは、日本のいろんなところが懐かしく、恋しくなる。 日本に住んでいる今となっては、アメリカでの生活や景色などが懐かしく、恋しくなる。 このおじいちゃんの気持ち、よくわかります。 またいつか行ってみたい。 行きたいなぁ。 対象年齢 5才くらい~ カテゴリー アメリカと日本 ページ数 32ページ 日本語版 「おじいさんの旅」 グループへの読み聞かせ歴 なし(多文化体験のある子供だったら理解しやすい) Happy Reading !!
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夜の動物園を見回る守衛さんと動物たちのお話。 ゴリラのところを見回り、「おやすみ、ゴリラくん」と声をかける守衛さん。 その腰についているカギをゴリラくんがそっととってしまう。 守衛さんが、ぞう、ライオン、キリンと見回る。 ゴリラ君はそのたびに檻のカギを開け、動物たちを、次々に外へ出していく。 見回りの終わった守衛さんは家路につくのだが、その守衛さんの後をこっそり動物たちがついていく。 そして動物たちはとうとう守衛さんの家に着いて....。 文章は"Good Night, XXXX"だけで、声掛けする動物の名前が出てくるだけ。 絵で語られるお話なので、ちいさいお子さんでも楽しめる。 おなじみの動物なので、英語でも十分にわかる。 このお話のボードブック(厚紙でできている、乳幼児向けの丈夫なタイプ)がうちにありました。 娘が1~2才のときに買って、よく読みました。 あるとき、娘がこの本の絵の中の風船に気が付きました。 ほぼどのページにも風船が出てくるというのです。 私は読みながら文字ばかり追っていて、絵の細部には気づきませんでした。 読んでもらっている子供というのは、お話を耳で聞きながら、絵をしっかり見ているんだなぁと感心したものです。 絵本を読んでもらうというのは、絵本の絵をじっくりながめることができる、とても素敵な時間なのですよね。 母親になりたての私は、読むのに精一杯で、絵を楽しむなんて余裕がありませんでした。 絵本によっては、こんな仕掛けが細部にあるものがあります。 それを見つけるのも、絵本を読む楽しみですよね。 対象年齢 6か月~ カテゴリー 動物、動物園 ページ数 40ページ 日本語版 「おやすみゴリラくん」 グループへの読み聞かせ歴 なし(未就園児でも十分楽しいめると思います) Happy Reading !!
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